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ナノゲートカーボンについて
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  1.大容量化技術(特開平11-317333、特開2002-025867など)
 


 従来の活性炭の静電容量アップを追求した結果、最適な条件で処理をした炭素が従来活性炭に比べ数倍大きな容量を持つことがわかりました。

  1. 特定の原料を使い、処理温度を注意深くコントロールします
  2. 活性化処理としてアルカリ賦活法を用います

こうしてできた炭素は通常の方法では非常に小さい比表面積しか測定されないため、「非多孔性炭」と呼ばれています。

 

活性炭のTEM写真 

ナノゲートカーボン®のTEM写真 
 
 


 Premlis®のキー材料は、正極活物質のナノゲートカーボン®(NGC)です。
 上のTEM写真に明らかなように、活性炭(左側)が数ナノの無数の細孔を持つのに対し、NGCは緻密な半乱層組織から出来ています。平均層間距離はX線回折で求めることが出来ます。
この組織構造が、高い静電容量特性をもたらします。



  2.高耐電圧化技術(特開2002-362912)
 


 キャパシタに貯められるエネルギー量は電圧の二乗に比例しますので、耐電圧の増加は蓄積エネルギーの増加に大きく貢献します。これまでの活性炭キャパシタでは耐電圧は最高でも2.7Vにとどまっていましたが、日本電子/ACTは炭素表面から電気化学的に反応する成分を除くことでこの電圧を高められると考えて耐電圧を飛躍的に高め、この材料をナノゲートカーボン®と命名しました。

 


  3.炭素評価技術(特開2000-340469)

 

 高度な性能を持った材料でも工業的に使えなくては意味が半減します。ACTではいち早く量産体制に着手するとともに、その材料の受入検査を迅速に行う手法も開発しています。

 

 


 

ナノゲートカーボン®製電極

 

 ナノゲートカーボン粉を樹脂バインダーなどで結着させて極薄シートに加工して電極にします。
シート密度・引張り強度・比抵抗などの管理のベースとして、ミクロの形態観察はきわめて重要となります。
 低加速(300V)条件でのSEM写真では、極細繊維バインダーなどの詳細が観察できます。

 


 

■「ナノゲート・キャパシタ」の呼称について

 2003年10月に「ナノゲート・キャパシタ」として技術発表を行い、商標出願いたしましたが、ドイツ籍のナノゲート社より出願された「ナノゲート」が商標登録され、当社出願は拒絶されました。
 従いまして当社では今後「ナノゲート・キャパシタ」の呼称を使用しない方針でおります。

ナノゲートカーボン®は、日本電子が開発した新電極材料で、当社が権利を引き継いでいます。

 



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